ぽてこ週記:絵画教室にて。今まで習ったことはすべて忘れて下さいと言われた話。

先日、娘の絵画教室のお試しに行ってきました。
楽しく描くというより、基礎をしっかりつけるタイプの教室だと聞いていたのですが、そこでまず言われたことが、こうでした。
「今まで絵画教室に通ったことはありますか?なければ幸いです。もしあるなら、そこで習ってきたことはすべて忘れてください。絵を描く技術は100人の先生がいれば100通りあります。どれも悪いというわけではありませんが、僕が教える技術を少しでも早く身につけてもらうためには、邪魔になることが多いです。まったく初めての子が1回で覚えることを、他の教室から移ってきた子は3回もしくはそれ以上かかってしまうことがほとんどです。もちろん、ある段階まで行けば、その子独自のセンスや感性でいろんな描き方が生まれてくると思います。でも、その「ある段階」に到達するまでは僕の言うことだけを守って、今までのやり方や独自の感性は封印していただきたい。僕の教える事に疑問を持つこともやめていただきたい。」
おおーう、FX勉強会の先生とほぼ同じことをおっしゃっている、と少し驚きました。
物事を習うってことの基本は同じなんだなあと感心すると同時に
「絵画って、独自の感性が大事なのでは…?」
という疑問も生まれたので
「それで、子どもの個性やセンスが潰れてしまったりしないんでしょうか?」
と聞いてみました。
「よく聞かれます。乱暴に聞こえるかもしれませんが、基礎をしっかり習うことで潰れてしまうような個性ならどのみち大したことはありません。中にはまったく型にはまらない天才型の子もいます。実はごく稀にいるそういう子はお断りしてるんですよ。そういう子は絵を一枚見ればわかります。デッサンや○○法(忘れました)を僕のやり方で教える必要がないんです。自由に描けばいい。持って生まれたってやつですよ。うらやましいですよね(笑)しかし、残念ながらほとんどの子は僕と同じ、凡才です。そこから一定以上の技術を得たいなら、ある程度まではしっかりと基礎を習う以外、上達の方法はないんですよ。個性やセンスなんてそのあとです。」
ああ、また聞き覚えのあるお言葉。
やっぱり、何かを習得しようと思ったら、道筋は同じなのだなあ。

FXに関して、幸い私はFXの勉強をFX勉強会以外でしたことがないので、疑問を持つ余地すらないのですが、それでも用語を調べているときなどに「ロンドン時間、東京時間」とか「窓埋め理論」とか「アービトラージ」とか「ん?なんのことだろう?役立つかな?」と思って気を取られることがあります。そんで「FX勉強会で教えていること以外はすべて余計」との教えを思い出して慌てて頭から追い出します。もし、今まで他で習っていたり独学で本やサイトを見たりしていたらきっと惑わされまくっただろうな、と我ながら思います。

娘は幸い凡才だったので、絵画教室に入会させていただけることになりました。